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株式会社 IDEAh[アイデア]  代表取締役 新田昌三氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:株式会社 IDEAh[アイデア]
設立:2019年11月1日
役職:代表取締役
住所:大阪府堺市堺区熊野町西2丁2-3
URL:https://ideah.jp

▼事業内容
株式会社IDEAhは建設業、不動産業、設計事務所の会社です。
戸建ての分譲地販売、木造二階建て建築が主な内容です。

私の不動産業界での仕事はマンション販売からはじまりました。
マンション販売営業では販売実績がすべてであり、物件の引き渡しに営業が立ち会うことはありません。
思い返せばただ「物件を売る」ことが目的になっていました。
その後、戸建て住宅販売に転職。
住まいのお引き渡しに立ち会わせていただき、ご希望のお住まいを手に入れたお客様の輝くような嬉しそうな笑顔、感極まって泣かれるお客様の様子などに触れる機会が増えるごとに、「家って良いな」という気持ちが広がり、住まいに関するあらゆるサポートができる仕事がしたいと願うようになりました。
販売と建築の両分野での実績を活かし、お客様が理想とする住まいを実現するために生まれたのが「IDEAh」です。
家には、そこに住む人の暮らしがあり、その暮らしが幸せなものとなりますように。
お客様のご要望を叶えた理想のお住まいをご提供すること。
そして、お客様の喜びのために事業を展開すること。
それが「IDEAh」の一番大切にしていることです。

会社の誕生

サラリーマン時代から、自分は会社員に向いていない、そう思っていました。
私は上司の言うことを素直に聞けないし、おべんちゃらが言えないんです。
でもサラリーマンだとそういう要領がいい人が上にあがる。
元々、そういう組織は好きじゃないので、私は起業した方が向いていると思いました。
そして34歳のとき、元上司が1000万円を出資してくれて独立しました。
従業員も8人いて初めは売上が上がったのですが、上手くいかず1年で閉業。
今思うと、自分のお金で設立した訳ではないので「甘え」があったのもしれないです。
それから48歳で今の会社を設立し、順調に利益を上げ続けて、社員も増えています。

入会のきっかけ

浅香副会長に、サラリーマン時代から倫理法人会に勧誘されていました。
会社勤めを理由に断り続けてたのですが・・・独立起業してから、断る理由が無くなったので入会しました。
実は以前は・・・いつ辞めようか、いつ辞めようかと考えていたのですが、社員全員が入会したこともあり、辞める気持ちは無くなりました。今では社内で「活力朝礼」にも積極的に取り組んでいます。

転機となるような学びは?入会してよかった?

起業した時点では仕事がなく売上ゼロが続き、借入金が目減りする状況が続きました。
その時は、やっぱり不安になりました。
でも、万人幸福の栞の中にある「苦難福門」苦難はあるが必ず好転する。
森 勲相談役から「苦しいときは苦しいと言った方がいい。」
山本 一法人SVに「クレーム対応は手元にお金がなくても、きちんと対応した方がいい。」
そのようなアドバイスを受けました。そしてアドバイス通り、実行しました。
それから、なぜか他の方から仕事のお声かけがあり、神様が見ているのか?そう感じることがありました。
私は倫理の学びに出会って成長できたように感じています。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

私はいつ辞めようか、いつ辞めようか・・・と思っていたけど、色々なタイミングで「お役」を任され、続けることで学ぶ機会が増えました。MSだけでなく、色々な集まりがあるので是非「お役」にチャレンジすることをお勧めします。
特に「経営者育成委員会」での学びは私にとって、深い学びになりました。

今後のビジョン

この4月に新卒の社員を雇用しました。人を育成できる会社にしたい。そういう会社は絶対に伸びる。そう思い、新しいチャレンジをしました。
3年後の2027年には、社員10人で10億円の売上を目指しています。
これからも人を育てながら、土地、建物販売、注文住宅、リフォームなど多くのお客様に喜んでいただける家づくりを、社員一丸となって取り組んでいきたいと思います。

【取材 浅井まゆみ/堺市北区倫理法人会/幹事】
【撮影 Syoji photo 山本祥司/広報副委員長】

新田社長は仕事、ゴルフ、焼肉が好きな人・・・というイメージでしたが、インタビューをさせて頂き、倫理を学ぶことで「自己革新」されたのだな!というのが伝わってきました。1人で起業されてから、地道に社員さんを増やして、売上も伸ばしている「努力」の人だと感じました。活力朝礼にも積極的に取り組んでいて、素晴らしい社長だと思います。

【新田昌三氏の所属単会/堺市北区倫理法人会】
2024年6月掲載

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。