GENKIな会員企業のご紹介

 

株式会社キャラ 代表取締役 巖正美氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:株式会社キャラ 代表取締役
一般社団法人アスリートアロマトレーナー協会 代表理事
一般社団法人キッズ&ジュニアスポーツコンディショニング協会 代表理事
設立:2000年
住所:大阪市北区堂島2-2-22 堂島永和ビル2F
URL:https://cara-corp.com/

▼事業内容
国内外のアロマテラピーの資格が取得できるアロマセラピスト育成スクールを中心に、アロマ関連のビジネスを手掛け、卒業生は9,000人以上。
設立10年後から、スポーツ分野のアロママーケットを開拓。
精油をブレンドしたマッサージオイルを使ったケアで、アスリートの心身の疲労回復をサポート。
また成長年代のスポーツに励むわが子を保護者がサポートするパパママトレーナーの普及に努める。

 

会社の誕生

営業をしていた前職時代、ハードな毎日に心身ともに疲れ果てている私に、 同じ職場の女性がそっと差し出してくれたのがアロマの精油でした。 香りを嗅いだとたん、今まで味わったことのない、 言葉にできないようなとても深い安らぎに一瞬でアロマに魅了されました。それが私のアロマ人生のスタートです。
当時アロマは、今よりも認知度が低く、こんなすばらしいものを、なぜみんな知らないのだろう? だったら自分が世の中に広げたい。そんな想いを胸に大阪梅田の小さな貸し会議室からスクール運営をスタートさせました。今では多くの卒業生が「アロマセラピスト」として活躍しています。

そこからアロマテラピーの特性を生かしてアスリートのケアに注力しました。
アロマテラピーは、①マッサージオイルを使ったケアで筋疲労の回復が見込まれる。②精油1本1本が持つ作用を生かしてメンタルや睡眠のサポートができます。故障をする前の“予防”“コンディショニング”としてマーケットを開拓しました。
2011年、女子サッカー澤・川澄選手が在籍したINAC神戸のサポートから始まり、多くのアスリートのケアを行ってきました。そして成長期のスポーツに励む子供がケガ故障することなくスポーツに取組めるよう、一番身近な保護者が“わが子のトレーナーになる”パパママトレーナー講座も展開し、保護者の方が、子供の心や体の成長を理解し、正しいケアの方法を学ぶ新しい「親学」として普及に努めています。

 

入会のきっかけ

事業拡大とともにいつの間にか数字ばかりを追いかける日々に、「足りない」ことにばかり目が向き、スタッフへの「感謝」の気持ちがおざなりになるにつれ、スタッフも離れ業績もどんどん悪化していました。そんな時、15年以上の付き合いのある人生の先輩(西区 名倉信一氏)に相談した際、ビジネスノウハウを磨くよりも「在り方」の問題があるのではと、倫理を勧められました。

転機となるような学びは?入会してよかった?

(1) 毎週熱いメンバーと触れ合えること。
倫理には、向上心のある方が多く参加されています。そんなメンバーと話したり接することで1週間のリセットになり、次の1週間のモチベーションになっています。
(2) 100日実践です。
倫理には100日実践という、あること、今必要なことを100日続けるという取り組みがあります。大阪の鈴木副会長に倫理指導を受け、「万人幸福の栞」尊己及人を100日読む→毎週報告する、を実行しました。数ページですが、毎日読むたびに新たな発見がありました。
同時に一人でなく、見守りながら指導してくださる方がいるというのは心強く、自分の中に芯が持てるようになりました。結果、気づいたのは「有難さ」。当たり前のものは何一つなく、あるのは感謝だということ。

わが心の生活を変えればその通りに変わっていく(万象我師)
まさにその通りだと感じています。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

ビジネススキル、ノウハウを学べるところはたくさんありますが、「経営者やリーダーとしての在り方」を学び実践することを主眼に置いている会はあまりありません。
迷ったり悩んだりした時に自分に立ち返ることができます。
相談ができる熱く優しい仲間がいることも魅力ですね。

今後のビジョン

展開している「アスリートアロマトレーナー」「パパママトレーナー」、受講する方の多くの方がお母さん。スポーツに励むわが子の力になりたいという熱い思いをひしひしと感じます。
体の疲労回復だけでなく、触れ合いからくる親子のコミュニケーションが深まるのも特徴の一つ。
そしてそれを仕事にしていきたいと考えるお母さんのサポートも始めています。
このタッチコミュニケーションが日本のスポーツのスタンダードになるよう取組んでいきます。

【取材 橋川秀/大阪西区倫理法人会/幹事】
【撮影 写真スタジオハート 上田哲也/枚方・交野倫理法人会】

取材の感想は爽やか! とにかく爽やかすぎる巖さん。
私も野球部、バスケットボール部の二人の父親を10数年前にしていましたが、根性論で頭が固まっていたなぁ…。

【巖正美氏の所属単会/大阪西区倫理法人会】
2024年2月掲載

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。