有限会社関西貿易 代表取締役 森勲氏にインタビューしました。
▼企業情報
社名:有限会社 関西貿易
設立:1996年10月1日
役職:代表取締役
住所:大阪府堺市市中区土塔町2158-1
URL:https://kansaitrading.co.jp/
▼事業内容
金属加工業
会社の誕生
自転車・トラクター・搬送装置などの部品をオーダーメイドで製作しています。製造から納品まで一貫して請け負うことができるのが特徴です。
関西貿易はもともと名の通り貿易の会社でした。
シンガポールにいる際に日本に材料を輸出する仕事をしていました。
のちに金属工学・熱処理に関する仕事をすることになりますが「関西貿易」という会社名は始まりの歴史を残しているわけです。
入会のきっかけ
会社員時代に付き合いのあった電気屋さんの車がいつもきれいで、そのことを伝えると「ものは生きている」ことや倫理法人会について熱く語ってくれました。
実はモーニングセミナーに初回行ったときは歌の最中で、その威圧に中に入ることができませんでした。
その後「みんな待ってた」「会うのを楽しみにしていた」と言葉が心に残っていて、2回目に訪れたナイトセミナー後には即入会しました。
とても感じのいい人が多かったのが印象的でしたね。
転機となるような学びは?入会してよかった?
倫理体験と呼ばれる特別な体験も多くありますが一部を紹介します。
入会当初の基礎講座では倫理指導に似た部分もあって「能力不足で解雇したい社員がいる」ことを当時のスーパーバイザーに相談しました。
すると「その社員を辞めさせてはいけない」とアドバイスされました。
最初は朝礼コンテストに優勝するために取り組みましたが、最初の目標としてはわかりやすくて良いものでした。
ですが受賞後もそのままでは進歩がありませんので目標を変えていきました。
いまでは従業員に理念を広めるために活力朝礼を行っています。退職願を出され退職することになりますが、そのときも盛大に送り出しました。
後に知ることになりますが退職された方の転職先はなんと自社にとってのお客様企業でした。いまでも取引先の相手として良好なお付き合いをしています。
倫理とは法則でありこれは本物だと確信した出来事でした。
倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス
疑ってもいいのでまずやってみることです。
また倫理に触れた人に戸惑いの多い”普及”について、数字に追われてもいいです。相手のことを思っての人は二の足を踏がちです。
売上を伸ばすのも同じで数字を積み上げていくのは信頼の証です。
今後のビジョン
会社を大きくすることも大事ですが、全員が楽しく働くことを重視しています。
仕事だからと割り切るようでは割り切った人生になります。
働く時が楽しい人の集団こそ苦しい逆境にも前向きに取り組むことができます。
そのためにも研修会や飲み会等の場で思いを社員に伝えるよう日々努力しています。
楽しく働こうと"思わない"と楽しく働くことは"できない"ですからね。
朝礼では「楽しくなければ会社じゃない!」というスローガンをみんなで叫んでいますが、前日のわだかまりがあっても一気に雰囲気が変わるそうです。
なかなかこのような取り組みに慣れない従業員もいますが、そういう人のためにもまず形から入ることを大切にしています。
【取材 朴 玄旭/堺市中区倫理法人会/幹事】
【写真 Syoji photo 山本祥司/泉州倫理法人会】
人です。世の中にはいろんな会社がありますが行きつくところは同じです。
いい会社にはいい人が集まります。
ただ、大事なものは人だと口だけ言う人は社員を見ればわかります。まさに子女名優です。
【森勲氏の所属単会/堺市中区倫理法人会/相談役】
2022年10月掲載
※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。