企業情報
社名:株式会社Flower for Smile/株式会社感動創造社
設立:2013年3月11日
役職:代表取締役/専務取締役
住所:尼崎市昭和通2丁目10-1
事業内容
・ショップ事業
・法人事業
・ブライダル事業
・ガーデニング事業
・スクール、イベント事業
・EC事業
・卸事業
会社の誕生
お花屋さんとの出会いは学費を稼ぐためのアルバイトです。
短期アルバイトから長期アルバイト、社員となり数年間働いていました。
しかし、進学校の学友たちがエリートコースに進む中、自分はこのままお花屋さんでいいのかという葛藤があり、投資会社に転職することに。
投資会社の給料はそれなりに良く、お客様が儲かることで感謝されることもあったのですが、ノルマがあり、不本意ながらもお客様に不必要な商品を進めた結果、お客様が損をして恨まれる。そんな日々が続きました。
そんな経験があったからこそ、価格は低くても「ありがとう」と言われることの喜びを感じられるようになりました。そして、フラワーアレンジメントの会社に就職して講師となり、生徒さんがお花に接して笑顔で楽しそうに喜んでいる姿を見て、この想いを広げ、提供できる場所を作りたい!そして、これを仕事にしていきたいという想いが募り独立を決意しました。
入会のきっかけ
他の経営者の会に誘われて会場に行くと、同フロアで大阪尼崎倫理法人会のモーニングセミナーが開催されており、その時に関係はなかったが、倫理法人会の方が「おはようございます!」と大きな声で挨拶してくださいました。その姿が素晴らしくて、気になってホームページから問い合わせし、モーニングセミナーに参加してその後入会しました。
転機となるような学びは?入会してよかった?
「ありがとう」という言葉と感謝を広められるような場を提供したいと思って創業したにも関わらず、現実はそう甘くなく当初の事業計画書通りにはいかず、店舗の売れ行きが良くなかったり、お金を持ち逃げされたり…。
事業を継続して行くために創業当初の気持ちにフタをして利益や売上の追求に走っていました。その考えが、事業を行なっていく上で間違っているとはいまでも思っていませんが、心の奥底で創業時の想いが引っかかっていたのだと思います。
正直、倫理法人会は毎週木曜日でちょうど花の競りと曜日がかぶっているので、モーニングセミナー後に他の会員さんとの交流もできない。他の経営者の会のように仕事にも繋がらない。
それでも、倫理法人会に居続けるのは「万人幸福の栞」の存在。この栞を読んでいると自分が望んでいる本当の気持ちに気づかされる。原点を思い出させてくれる。忘れてはいけないと自分に再認識させる場所なのです。
また、倫理法人会にこの方は合うだろうなと思った方を、倫理法人会にお誘いしたところ、ご夫婦で入会されました。そのご主人はご両親との関係が上手くいってなかったそうなのですが、入会して早速、倫理実践されてご両親との関係が改善されたそうです。また奥様も倫理法人会で様々な学びを得て、とても飛躍されており、ご夫婦からとても感謝されました。倫理法人会にお誘いして良かったと思っております。
倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス
続けること。この一言につきます(笑)
「万人幸福の栞」に書かれていることは当たり前のことかもしれませんが、実際にやれているかと言われればできていないことがたくさん。知っているけど出来ていないことに気づき実践していくこと、また実践しようと思うことが大切だと思います。
今後のビジョン
新型ウィルス(コロナ)の影響でブライダルや卒業式などがキャンセルになるなど店舗だけではなく法人も全滅。
今後、元に戻るには非常に時間がかかると思います。
そんな折、社員旅行や宴会がなくなることで企業の福利厚生費が浮いてくると考え、一つのアイデアが浮かびました。
それが、社員の奥様などのご家族に社長がメッセージを添えてお花をお贈りするというサービス。
よくカタログギフトやただお花を会社から贈るというサービスがありますが、私のこだわりは必ず社長が直接社員についての感謝などのメッセージを添えるということをしていただくことにしていることです。
社員と社長が繋がり、企業と社員の家族が繋がることで倫理の教えである「ありがとう」という感謝が生まれると信じていますし、今後も広げていきたいと思っています。
【取材 幹事 澤 利一、実行委員 柴田 健司/大阪尼崎倫理法人会】
【記事作成 実行委員 佐久知真由美/大阪尼崎倫理法人会】
【カメラマン 上田哲也/写真スタジオハート/枚方交野倫理法人会】
「ありがとう」と感謝されるお花屋さんは素晴らしいと、本業にされた山浦社長。人を喜ばせたいという熱い想いが全ての活動に通じていました。花は単なるモノではなく、贈る人の想いがこもっている商品。コロナ禍の中、福利厚生として社長から社員に言葉を添えて花を贈る商品を企画し好評とのこと。倫理を学んでいたからこその発想とのことです。私も普段言えない気持ちを花に込めて大切な人に贈ってみようと思いました。(柴田)
記事作成をさせていただき、行動指針として創業当時の「ありがとう」などの気持ちを贈る。ここを本当に大切にしていると感じました。また、その源になるのがお父様との関係や会社での経験があったからこそだと。普段はそんな経験があったことを全く感じさせない山浦社長ですが、深い谷を見たからこそ、高い山を見て在りたい自分を常に認識し、行動されていると感銘を受けました。今後、ますますのご活躍を心よりお祈りしております。(佐久知)
今回色々と重なり突然のインタビューを快く受けてくだった山浦副専任幹事、
フォローをしてくださった北山会長、元山専任幹事、
手配や記事を書いてくださった佐久知実行委員、
急遽インタビューに同行してくださった柴田実行委員、
いつも素敵な写真を提供してくださるカメラマンの上田さん、
皆様のご協力のおかげで寄稿できたことを厚く感謝申し上げます。
ありがとうございました。(澤)
【山浦秀明氏の所属単会 →副専任幹事 /大阪尼崎倫理法人】
※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。