GENKIな会員企業のご紹介

 

株式会社ネクストン 代表取締役 鈴木昭彦氏にインタビューしました。
 

社名:株式会社ネクストン
設立:平成5年2月24日
役職:代表取締役
住所:大阪市北区天神橋7丁目12-6 グレーシィ天神橋ビル2号館11階
HP :http://nexton-net.jp/nexton_company/

事業内容
「パソコンゲームソフト開発」
「著作権ビジネス」

会社の誕生

 

 

大学時代から、いつか社長になりたいという漠然とした思いがありました。しかし、就職した会社が非常に良い会社で、いつしかその思いも忘れていました。

30年前に転勤辞令があり、縁もゆかりもない大阪に住むことになりました。最初は仕事も順調でしたが、組織変更があり、私が担当した部署はなかなか数字が上がらず、やる気をなくしていました。

そんな状態がきっかけとなり、大学時代からの独立願望が再燃しました。今考えると、なんと浅はかだったと恥ずかしくなります。それでも、独立する決心ができませんでした。待遇もよく、家族もいる身としては、ふん切りがつきませんでした。

私はゴルフが趣味でした。一度、ホールインワンをしてみたいと常々夢見ていました。そこで、自分の独立を神様に委ねてみようと思いました。この時点では、かなり逃避の思考だったのかもしれません。

ホールインワンしたら、神様が「お前独立していいよ」と言ってくれているのだと勝手に妄想し、願をかけました。その半年後に、奇跡のホールインワンをしたわけです。そして、独立し、会社を設立しました。

入会のきっかけ

 

 

私は他のところで経営の勉強をしていました。そこの先輩である、権藤大阪府副会長(当時大阪北区会長)に誘われて入会しました。今考えてみると、なぜ入会したのか不思議です。

全く入会する気も、モーニングセミナーに来る気もありませんでした。5年間で2回しかモーニングセミナーに参加しませんでした。もし、新大阪倫理法人会が開設されなければ、そのまま幽霊会員でいたと思います。

転機となるような学びは?入会してよかった?

 

 

どこが転機となったのか明確ではありませんが、新大阪の会長になり、その後、法人レクチャラーにしていただいたことで、他府県の経営者のつどいに巡講することを体験しました。研究所から旅費を出していただく巡講では、やはり純粋倫理の話をした方が良いと思い、この頃から、本を読み始めました。最初に読んだ本が「七つの原理」でした。何度も
読むうちに面白いと思い始め、「 七つの原理を活かす! 」というテーマでずいぶん講話させていただきました。講話というアウトプットをすると、理解が深まり、自分自身の行動規範もいつのまにか、七つの原理を基底にするようになりました。会社の方針は、発顕還元の原理、人間関係は、対立の原理、このように、純粋倫理が自分自身どんどん深まってきました。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

 

 

何の学びでも同じだと思いますが、やはり素直に、そして熱心に学んで欲しいと思います。
モーニングセミナーに参加することも大切ですが、それだけでは学びとして足りません。
特に経営者は決算書が読めるかどうかが基本であるように、純粋倫理の理解と実践が必須です。残念なのは、せっかく入会しながら、この学びをする前に退会されてしまう人の多いことです。ぜひ、入会され、純粋倫理の学びを深めることをお勧めします。目に見えないものを畏敬親愛するということは鬼に金棒です。

今後のビジョン

 

 

手前味噌ですが、当社は、正社員、アルバイトを含め全社員が経営理念を理解しています。
そして、純粋倫理を基底とした社風が根付いてきています。親孝行、夫婦愛和はもちろん、先出し後入れ、チームワーク重視、感謝力向上などを何よりも大切に考えるように伝えてきました。お陰様で、お客様はもちろんのこと、取引先や同業者とも良い関係を作れています。ビジョンとして、倫理経営を業界に広めたいとの思いがあります。そのためにも、当社が業界ナンバー1企業になり、業界をリードしていく立場になることを実現する所存です

【取材 広報委員 辻本有希夫/新大阪倫理法人会】
【カメラマン スタジオハート 上田哲也/枚方・交野倫理法人会】

会社は、パソコンゲームソフトの開発企業らしく、自由な雰囲気となんとも「萌えー」な空気の会社でした。

しかし、企業の根底に流れるのは「倫理の原理原則」に基づいた経営であり、そこに強さを感じられました。

【鈴木昭彦 氏の所属単会 → 大阪府倫理法人会】

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。